つきみんちゃんのネコカのじかん!

ネコカのじかんだよ!

新弾のカードでとりあえず強いデッキを組んでみようと思って組んでみたらとんでもないデッキができた話2

ネコカのじかんだよ!

 

ひさしぶり!つきみんちゃんです!

 

今回はタイトルの通り(?)、デッキ紹介だよ~。

 

 

はじめに

この記事では下記のカード名を省略して記述しています。書くのがめんど......ではなく、略さないと字数が膨らんで読みづらくなってしまうので。

《キャトラ 茶熊Ver.》→《茶熊キャトラ》

《エリス おやすみVer.》→《エリス》

《アイラ 白猫テニス聖夜Ver.》→《アイラ》

《覚醒エリス おやすみVer.》→《覚醒エリス》

《四聖賢ウィズ ネコフェスVer.》→《四聖賢ウィズ》

《ティナ(リーダー化する子)》→《L化ティナ》

《セーラ 浴衣Ver.》→《セーラ》

《レナ 聖夜Ver.》→《レナ》

《覚醒セーラ 浴衣Ver.》→《覚醒セーラ》

《覚醒レナ 聖夜Ver.》→《覚醒レナ》

《ティナ(リーダーカード)》→《Lティナ》

《ティナ 私立茶熊学園ドレスアップVer.》→《ドレスティナ》

ヨシュア 私立茶熊学園和装Ver.》→《和装ヨシュア

 

 

レシピ

これが今期の結論、つきみん式進化緑です。

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Lv1

《ヘレナ》 2

《キャトラ》 3

《茶熊キャトラ》 1

 

Lv2

《エリス》 3

《アイラ》 3

《アピュト》 1

 

Lv3

《覚醒エリス》 3

《ガレア》 2 

《ブルー》 1

《四聖賢ウィズ》 2

 

Lv4

《L化ティナ》3

《セーラ》 2

《レナ》 1

 

Lv5

《覚醒セーラ》 3

《覚醒レナ》 2

 

モンスター

《カースレオン》 3

《日直兵士》2

《ゴロレオン》3

 

タウン

《購買部》 3

《槍術研究所》 3

《アレスの御旗》 3

《新設・私立茶熊学園学生寮》 1

 

 

構築の意図

9弾で新たに登場したリーダーカード。その1種である《Lティナ》が、低コストでキャラを呼ぶ能力を持っています。これを主軸にして、相性の良いカードを集めました。

特に大型大会を想定して考えたわけではありませんが、先日の猫ステフェスティバルのような、いわゆる「みんなが勝ちたい大会」にこのデッキを持っていっても優勝できます。今回の緑はそれぐらい強いデッキです。

あと、使いこなせると動きがとても綺麗なのでめっちゃカッコいい。モテます(当社比)。

 

進化緑とは

先述の通り、《Lティナ》の能力(以下、同能力を進化と呼称)を軸にして、盤面のキャラを強化して戦います。

進化は山札から軽コストで擬似キャラチェンジを行える強力な能力です。9弾には当然のように進化と相性の良い能力を持つキャラが多く登場していますが、そもそも進化の能力自体が他のカードとの組み合わせを前提としていないので、(比較的)引きに左右されにくく、常に高水準な戦いができます。

余談ですが、「進化」は多くの人が言ってる「爆破」と同じような意味の俗称です。が、私は「爆破」って言うのは嫌いです。キャラが爆発して死んじゃうみたいで嫌じゃないですか。

 

 

カード解説

ここからはデッキのカードを1枚ずつ、役割等を解説します。

 

《ヘレナ》

登場時に山札からLv2をサーチできる、言わずと知れたスーパーカード。《ヘレナ》を進化のコストにすれば、サーチと合わせて2枚のLv2にアクセス出来ます。

このデッキでは《エリス》、《アイラ》、《アピュト》がサーチ対象です。主に《エリス》や《アイラ》にアクセスして、選択肢を増やすのに使います。

本当は3枚入れたいのですが......枠が無いんですね!

実はこのデッキ、本当は3枚入れたいけど減らしてるカード、本当は1枚でも入れておきたいけど0枚にしているカードがたくさんあります。《ヘレナ》もそうで、本当は3枚入れたいです。この辺のバランスは、各々で使い心地が変わってくる部分でもあると思うので、自分に合う良い塩梅を見つけてもらえれば。

 

《キャトラ》

これまた言わずと知れた、STOP能力を持つカード。

このデッキは進化によって、山札からキャラを出し続けます。つまり、使えば使うほど山札が減っていきます。また、せっかく進化を発動できても、出したいキャラが山札にいなければ意味がありません。そして、相手の攻撃を山札で受けると、そういった出したいキャラがダメーによって捨て山に落ちてしまう可能性があるわけです。

なので、相手の攻撃から山札のカードを守ることが必要になります。一番わかりやすいのが、このキャトラなわけですね。

同じくSTOPを持つキャラと言えば《スタコラ虹タヌキ》もありますが、後からルーンを付ける必要がないので今回は《キャトラ》にしました。

 

《茶熊キャトラ》

相手のすべての努力を無に還すカード。

《キャトラ》と同じく、山札を守るのが主な役割です。《キャトラ》と違って場に出てくれるので、防御に使って山札を守れたり、進化のコストに使えばLv2を呼べるようになったり。こちらはこちらで便利なカードです。

トリガーで登場して相手のキャラチェンジを止めてしまい、ターンを貰ったら《茶熊キャトラ》を《アピュト》に進化させて、相手のキャラを狙い撃ちで除去とか。決まるとカッコいいですね。

また、《茶熊キャトラ》の欠点と言えば、「引いてしまうと弱い」点ですが、Lv1がいれば、進化でLv2にアクセスできるようになるので、この欠点も幾分かプラスに変えることができます。もし入れられるなら、もっと多めに入れてみるのもいいかもしれません。本当は3枚入れたい。

 

《エリス》/《覚醒エリス》

進化緑三種の神器の一つ。緑の戦線を支える才媛です。前にも言ったけど、リボンがかわいい。

覚醒前は低コストで扱いやすいLv2。攻撃3も嬉しいところです。

そして覚醒。登場時に剣士サーチ、攻撃4、キャラチェンジなら0コストで出せる強カードです。

ちなみにこのデッキの剣士は《エリス》、《覚醒エリス》、《レナ》、《覚醒レナ》。少ない。緑剣士もっとください......。

さて、ここまでは今までと何ら変わらないのですが......進化緑においてはこれらの長所がより大きな意味を持ちます。

まず、トリガーで登場できるので、Lv3が出しやすくなります。更に進化のギミックによってLv4にアクセスしやすくなります。そして進化緑には優先的に出したいLv4が2種類もいます。《セーラ》と《レナ》です。

《覚醒エリス》なら、登場時に次の《覚醒エリス》をサーチしつつ、《セーラ》や《レナ》に進化することができ、理想のプレイングが容易に実現できます。また、《覚醒エリス》の登場時で《覚醒レナ》をサーチし、《覚醒エリス》を《レナ》に進化させれば、《覚醒エリス》と進化手段だけで《覚醒レナ》まで繋げることができます。しかも《覚醒レナ》はキャラチェンジで登場しているので、登場してすぐに攻撃できます。《レナ》や《覚醒レナ》のルーン要求を満たすことはできませんが、確実に大ダメージを出せるキャラを簡単に出すことができるので、一気に勝利が近づくでしょう。

また、《L化ティナ》も《覚醒セーラ》も引けなかった場合、このデッキの本来の動きができないのですが......その場合は《覚醒エリス》で時間を稼ぐようにしています。あまり強い動きではないのでできれば避けたいところですが、どうしてもそういう時もあるでしょう。少なくとも、《L化ティナ》を引けなかったらどうするのか、構築段階で考えておきたいですね。これは他のリーダーカードや無限リソース系のようなコンボデッキについても同じことが言えます。

 

《アイラ》

緑ってリボンがかわいい女子多いよね。

《アイラ》はいわゆるテニスキャラなので、チャージとSSを持っています。つまり、実質登場時1ドロー。加えて、相手キャラ1体を毒にします。毒で相手のキャラを撤退させられれば、相手が-1枚、自分は+1枚で2枚も差をつけられる点は強力です。

能力を発動した後はOFFになってしまう上、低スタッツで能力を持たないも同然なので、さっさと進化に使ってしまいましょう。既に1~2枚分のアドバンテージを稼いでいますが、この進化で高コストの《ガレア》や《ブルー》、登場時の剣士サーチで更に1枚分のアドバンテージになる《覚醒エリス》等を出せば、《アイラ》は十二分に仕事を果たしたと言えるでしょう。

 

《アピュト》

私の緑デッキでは1弾の頃から続く皆勤賞です。そしてリボンかわいい。

登場時の狙い撃ちは進化で登場した場合でももちろん発動できます。また、進化で登場したターンには攻撃できませんが、《覚醒セーラ》がいる状態で《アピュト》の登場時の対象を自身にすれば、自分で狙い撃ちすることもできます。あまり使う機会はないとは思いますが、覚えておいて損はないでしょう。

《アピュト》は非常に強力な能力を持っている反面、デメリットもあります。

登場コストが少し重いこと、そしてスタッツが1/1しかないことです。

コストが重ければ、その分使えるタイミングが遅れるか、使った後の展開が遅れることになります。

攻撃が低ければ、相手の攻撃を許すことになりますし、体力が低ければ効果ダメージだけで撤退させられる可能性が上がります。

ですが、進化と組み合わせることでこの2つのデメリットの両方が解決します。

《アピュト》を《Lティナ》の起動効果で呼んでくる場合、必要なコストは進化元となるLv1の①と、《Lティナ》の起動コストの①で合計②です。本来は③必要なのでちょっとお得。

そして、手札から出して使う場合も、登場時効果を使った後に進化でLv3になれば、盤面を強固にしてくれます。また、進化で《ブルー》になれば、《ブルー》の登場時効果が発動します。《アピュト》で狙い撃ちを付与したキャラに、更に攻撃+1と突破を付けてやれば、相手のキャラを退かしつつ、山札にダメージを与えることもできます。相手の《ヘレナ》等を狙い撃ちできればおいしいですね。

 

《ガレア》

こちらも皆勤賞の人。

4/5スタッツは今でも優秀で、ダメージトリガー1枚では撤退しないのはもちろん、職業サーチ全員に対して勝てるのは大きな強みです。

ガードのおかげで攻撃後に隙を晒すことも無く、山札を守ることに大きく貢献してくれます。

進化ギミックによって、このハイスペックキャラがたったの3コストで出てきます。すごい。なんなら《ヨシナカ》と相討ちになってもコスト的には自分の方が得してるのすごい。

《ガレア》がある程度ダメージを負ったら撤退させられる前に進化に使ってしまうと吉です。次のアタッカーになる《レナ》をだしてやれば、攻撃の手を休めることなく戦い続けることができます。

 

《ブルー》

9弾で出た、進化ギミックと相性の良いカードです。

登場したターンに味方キャラが撤退していれば、攻撃+1と突破を付与できます。自身に付与することはできませんが、発動できればダメージを通しやすくなり、緑に不足しているダメージソースを無理矢理作ることができます。

味方キャラの撤退は進化でOKですし、相手キャラとの戦闘や相手のカード効果によって撤退していてもOKです。もちろん、進化で《ブルー》を登場させても効果は発動します。

また、自身の5/4スタッツもかなり魅力的です。緑で攻撃が5以上あるのは珍しく、今まで対処が難しかった5/5、6/5等を見られるようになったのは大きな進歩です。《L化ティナ》と違ってLv3なので、Lv2を進化させれば登場できる点も大きいです。

ただ、手札に来てしまったらやや物足りない感が否めないので1枚だけの採用です。

 

《四聖賢ウィズ》

「キミ、まだ終わりじゃない」

登場時に捨て山の覚醒キャラを回収できる、リカバリー用のカード。

ルーン要求があるのは難点ですが、それに見合う働きをしてくれます。わかりやすいところだと、《覚醒セーラ》です。

《四聖賢ウィズ》で《覚醒セーラ》を回収しつつ、《四聖賢ウィズ》を《セーラ》に進化すれば、一瞬で《覚醒セーラ》まで持っていけます。もちろん、《覚醒レナ》でも同様です。

この時手札に必要なのは《四聖賢ウィズ》とLv2のみ。圧倒的なコスパの良さで、《覚醒セーラ》の展開を助けてくれます。

 

《L化ティナ》/《Lティナ》

進化緑三種の神器の一つ。9弾で新登場した「リーダー化」を持つカード。

リーダー化するには3コスト必要で少し重いのですが、リーダーになれば毎ターン1コストで進化ができるようになり、3コスト分の遅れはすぐに取り戻せます。他のリーダーカードと違ってデメリットよりもメリットの方が大きいので、より早くリーダー化できる方が有利になります。

ただし、3ターン目はあまりオススメできません。リーダー化以外何もできないので。

理想は3ターン目までにLv2、3を置いて、4ターン目にリーダー化&リーダー起動です。《ガレア》や《レナ》を置いて、相手の攻撃に備えましょう。

《L化ティナ》は普通にキャラエリアに登場させた場合もとても優秀です。標準コストに加え、スタッツ5/4で攻撃と防御の両面で活躍してくれます。そして相手の効果でダメージを受けないのでトリガーに臆することなく戦えるのも高ポイントです。

また、《L化ティナ》はLv4なので、進化でLv5に化けることもできます。山札から直接《覚醒レナ》を登場させることができるので、《覚醒セーラ》と合わせて奇襲をかけることもできます。《L化ティナ》がトリガーで手札に加わるので、非常に狙いやすく、わかりやすいコンボですね。

 

《セーラ》/《覚醒セーラ》

進化緑三種の神器の一つ。9弾の進化ギミックカードの1種として登場した、ハイパーウルトラアルティメット宇宙カードです。

《セーラ》は少しコストは重いのですが、基本的に進化で出すのであまり気になりません。殴りやすい4/5スタッツと登場時能力が強みです。

登場時に山札を1枚回復できるので、続く《覚醒セーラ》の登場時能力で登場させたいキャラを、山札に戻すことができます。覚醒キャラを戻すことはできませんが、その時出したいキャラをその場で自由に選べることになります。

登場時能力には条件がありますが、それも進化で満たすことができるので扱いやすいです。

先述の通り、基本的に進化で出すので枚数は2枚に抑えています。

《覚醒セーラ》は進化緑最強と言っても差し支えないカードです。

まずスタッツが5/6。《覚醒セーラ》はシステムキャラなので、自分から攻撃することはあまりしません。そうなると《覚醒セーラ》はONのまま相手にターンを渡すことになるのですが、相手の攻撃を牽制するにはちょうど良いスタッツですね。

そして、登場時能力もかなり強力です。登場時に進化を行います。高スタッツのキャラが一気に2体並ぶことになるので、《L化ティナ》のリーダー化による遅れもすぐに取り戻せます。むしろ追い抜きます。

更に《覚醒セーラ》の常時能力により、「緑のカードや緑のキャラの効果」で登場したキャラは、そのターンに攻撃できるようになります。要するに、進化で登場させたキャラがそのターンに攻撃できるようになります。もちろん《覚醒セーラ》自身で登場させたキャラでもOKです。本来は進化で登場させたキャラはそのターン攻撃できないため、キャラ展開ができたとしてもどうしても攻撃が遅れてしまうのが欠点なのですが、その欠点を補完できる唯一無二の能力ですね。

登場時能力で登場させるキャラはわりと誰でもいいのですが、中でも《ガレア》がオススメですね。常時能力ですぐに攻撃でき、しかも《ガレア》はガードを持っているので攻撃してもOFFになりません。攻撃しつつ相手の攻撃に備えることができるので、ダメージレースで優位に立てるでしょう。

とにかくこの《覚醒セーラ》をルーン付きで登場させることが必要不可欠です。これができなければ苦戦を強いられます。まずは《覚醒セーラ》を目指した動きを意識しましょう。《覚醒セーラ》が倒されてしまっても、《四聖賢ウィズ》や《ゴロレオン》で復帰できればまだ戦えます。大丈夫だ、おれたちの親分を信じろ。

「遠慮すんな、このやろー!」

 

《レナ》/《覚醒レナ》

進化緑三種の神器の一つ。緑最強のアタッカーです。

今回は持っている能力はあまり関係ありません。《覚醒レナ》の突破さえあればいいです。

《レナ》は高コストのLv4なので、Lv3から進化で登場させることが多くなります。ルーン条件は満たせませんが、非常に軽いコストで登場でき、《覚醒レナ》に繋がるのでマイナスにはなりません。

また、《レナ》のスタッツ4/6もとても優秀で、こちらから攻撃すれば基本的に戦闘で負けることはそうそうありません。攻撃が4しかないので、ダメージトリガーや《茶熊キャトラ》を踏んでしまう確率も低く、攻撃しつつもすんなり《覚醒レナ》にキャラチェンジできるのは大きな強みです。《レナ》が攻撃できる状態、つまり《覚醒セーラ》がいる時に、進化で《レナ》を登場させるのがオススメです。

《覚醒レナ》はこれまた6/6の高スタッツに加え突破を持つので、自分から攻撃してダメージを出すことに特化しています。

《覚醒エリス》の解説の時にも書きましたが、《覚醒エリス》登場(《覚醒レナ》サーチ)→《覚醒エリス》を《レナ》に進化→《覚醒レナ》にキャラチェンジ という流れはよくやっています。非常にわかりやすく、簡単に高打点をたたき出せるのでオススメです。

また、《レナ》を介さずともLv4から《覚醒レナ》に進化する手もあります。《覚醒セーラ》がいればすぐに攻撃できるので、こちらもよく狙っています。《L化ティナ》の解説で書きましたが、《L化ティナ》だとコストが軽く、トリガーで手札に入ってくれるのでとても簡単に《覚醒レナ》に繋げることができます。

 

《カースレオン》

4ダメージトリガーとして採用......と言うよりは、緑のダメージトリガーとして採用しました。緑のダメージトリガーは手打ちでまともなのが少ないので、3色タウンで黄や青のダメージトリガーを入れようと考えたのですが、このデッキでは3色タウンのデメリットが痛いと判断。できれば緑のカードを入れたいと考えました。

手打ちで毒を振れるのも、状況を選びますが結構使いやすいです。突破アタッカーが少ないので、相手のLv1を除去できるのは大きいですね。

 

《日直兵士》

結局黄入れてるじゃん!

手札に来てしまったカードを山札に戻せるので、山札からキャラを出す進化ギミックとは相性◎です。

3ダメージトリガーであり、3色タウンに対応している点も大きいですね。

 

《ゴロレオン》

以前の緑と違って、今回は《怪談パーティ会場》を採用していません。そのため、以前のような「好きな時に好きなキャラを拾ってくる」

といった運用はできません。今回は役割を「覚醒キャラの回収」に絞ります。

覚醒キャラはトリガーを持っているため、《アレスの御旗》や《セーラ》で山札に戻すことができません。この制約により、覚醒キャラの再利用が難しくなっています。その解答が《ゴロレオン》や《四聖賢ウィズ》になるわけです。

 

《アレスの御旗》

建築時に捨て山のカードを山札に戻せるカード。特にテンポロスなどは無くて使いやすいものの、イマイチ恩恵を実感しにくい、そんな微妙な立ち位置のカードでした。

しかし、進化緑の登場により話が大きく変わることになりました。

進化ギミック関係カードにも山札回復があるように、山札回復は非常に相性の良いカードです。建築するだけで山札回復ができる《アレスの御旗》はまさにうってつけのカードです。

タイミングを選べないのは難点ですが、それ込みでも進化緑の戦いに大きく貢献してくれます。

 

 

採用しなかったカード

このレシピにたどり着くまでに様々なカードの採用を考えました。全てではないですが、代表的なところ......特に、他の進化緑で採用されているカードを中心に、何故採用に至らなかったのかを解説していきます。

 

《ジロリンどぐう》

手打ちで山札を回復できる、3ダメージトリガー。

そこだけ切り取ると採用の価値があるように見えるかもしれませんが、私には見えません。

まず紫を発生しなければならなくて、3色タウンに対応していないため無色タウン枠を削ることが前提になります。

さらに、使いたいタイミングで都合良く紫タウンがめくれていなければなりません。とてもじゃありませんが、待っていられません(対戦相手は待ってくれません)。

そして、都合良く紫タウンがめくれたとしても、その時に手札に《ジロリンどぐう》がなければなりません。サーチが効くようなカードではありませんし、《怪談パーティ会場》を入れる無色タウン枠もありません。

ここまでの条件を全てクリアした上で、2コスト払うことでようやく使うことができます。これらの問題点、すべて《アレスの御旗》で解決するので《アレスの御旗》に軍配があがりました。

 

《覚醒ファルファラ 南の島の100億$$$ Ver.》

書いてあることはとても強く、また今後悪いことをしそうなカードデザインではあります。

しかし山札回復以外に何もしない上に、ダメージトリガー1枚で撤退してしまうシステムキャラに、3コストもかけるのは割に合わないと判断しました。

ですが、デッキタイプが変われば採用の余地はあります。《アピュト》を多めに採用したコントロールタイプの進化緑であれば、むしろ積極的に採用してみても良いでしょう。

 

《ドレスティナ》/《和装ヨシュア

ギガサイバー互換などと言われる、状況次第では0コストで出せるキャラ。

Lv3なので《セーラ》などに進化することができる点は強力です。《ドレスティナ》なら進化で出すことができ、《和装ヨシュア》なら《覚醒エリス》でサーチができます。

ただ、条件を満たせるタイミングがあまりなかったので最終的には抜いてしまいました。

なお、《ドレスティナ》を入れる場合、モンスター枠に《おばけの白熊》が入る選択肢が生まれます。

 

《覚醒ティナ》

名誉冒険家に指定された、5点×2を容易にたたき出せるカード。

緑の《L化ティナ》はカード名が「ティナ」であり、かつLv4なので、《覚醒ティナ》にキャラチェンジすることができます。黄でよく使われていた防御無視は現実的では無いものの、《L化ティナ》がトリガーで手札に加わる、コストが軽いといった《L化ティナ》ならではの新たな利点もあり、採用する価値は十分にあります。もし使うなら《ビーチタートル》と合わせて入れてみるのもいいかもしれませんね。頭悪い。

今回は《覚醒セーラ》などのもっと優先して入れたいカードに押し出される形でデッキから抜けることになりました。

 

《カティア》/《エマ ワールドエンドVer.》/《バイパー》

つきみどりの時にはとてもお世話になったカード達ですが、今回はおやすみです。

理由はやはりルーン条件です。進化ギミックを使っているとルーンがつかないので、どうしても条件達成が難しくなってしまいます。ルーン条件を満たせなければバニラと大差無いので優先度が落ちることとなりました。

《バイパー》はルーン条件を満たさなくても効果ダメージ無効がありますが、登場時能力が使えないと《L化ティナ》の下位互換になってしまうので、採用しませんでした。

 

《覚醒ガレア》

5/5のガードを持つキャラ。覚醒前と同じく、ルーン条件を満たせなくても戦えるので、サブアタッカーとして採用の可能性はあります。

進化で直接出すにはなにも問題なく、わかりやすく強いのですが、手札に来てしまった時に《ガレア》を呼んでこないと腐ってしまうので抜けることになりました。

ですが、今回悩んだ末に採用を諦めたカードの中では比較的ありうるカードだと思いました。枠がね......。

 

などなど、あげていけばキリがないほどに様々な可能性を考えました。

 

 

進化緑の弱点

そんなものはありません。

 

 

回し方

基本はカード解説で書いた通りです。詳しいことは私とか、この記事を読んで「なるほど~」と言っている有識者に聞いてください。

 

 

まとめ

カードリストが公開されたその日から研究を続け、1つの結論にたどり着いたかなと思います。

難しいデッキではありますが、使いこなせればとても楽しく、勝ち続けられる良いデッキです。試していただければ。そしてその記事を参考にしていただければ幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

ではまた!月があなたを、照らしますように~!